ナレッジルーム

Kinoveaを使った動作分析 Vol.7 : キャリブレーションと計測

 

 

前回に引き続き、今回も計測ツールを紹介します。前回は角度計測ツールに焦点をあてて紹介しましたが、今回はその他の計測ツールを説明していきます。これらの計測ツールを使用することでより詳細な分析に役立つでしょう。

分析に役立つ計測ツール

描画ツールの中の人体モデルツール、角度ツールそれぞれを長押しすると表示されていない計測ツールが出てきます。

 

300-4

様々な計測ツール

 

①距離:指定した線上と任意の点との距離を計測します

②アーチェリーモデル:アーチェリーの姿勢を上面から見た時の角度等を計測します

③自転車モデル:自転車の姿勢を横面から見た時の角度等を計測します

④人体モデル(関節角度):体全体のモデルから各関節の角度を一度に計測します

⑤人体モデル(重心算出):体全体のモデルから、重心がどこにあるかを計測します

⑥鉛直角:垂直線からの角度を算出します

⑦水平角:水平線からの角度を算出します

⑧ゴニオメーター:任意の角度を算出します

 

長さ計測とキャリブレーション

Kinoveaでは距離の計測もできますが、特に設定をしないと画面上の長さ(ピクセル)が表示されます。実際の距離を算出するには、1ピクセルが実際の長さでは何cmにあたるのかを設定し、その比率を元に調整をする必要があります。その機能をご紹介します。

 

300-3

キャリブレーションを行って長さを計測する

 

ラインツールを使って長さを計測します。実際の長さが分かっている部分をなぞるようにラインを引き、ライン上で右クリックをし、「較正」を選択します。出てきたダイアログに沿って、基準となる実際の長さと単位を設定します。次に、計測したい部分に沿ってラインを引きます。すると、計測したい部分のラインの長さが基準値を元に算出されて表示されます。※表示されない場合は、右クリックをし、「計測値を表示」を選択します。

 

このように長さの計測では、画面上のピクセル数と実際の長さの関係を定義することをキャリブレーションと言います。キャリブレーションを行うために、撮影時に計測したい動作と同時に基準となる長さも撮影することが必要になります。画面上では、実際には同じ長さであっても手前にあれば長くなり、奥に行けば行くほど短くなってしまいます。そのため基準となる長さは、計測を行いたいラインと同じ奥行上にあることが望ましいです。例えば、立ち幅跳びの距離を測る場合は、跳躍を行うライン上に基準ラインを引いておき、kinoveaでの計測に用います。分析時、より正確な数値の算出に必要となりますので、キャリブレーションはしっかりと行いましょう。

 

 

全二回に渡り、計測ツールについて説明しました。ぜひ実際に触ってみて、分析に役立てください。

次回は、ここまで編集してきた内容の保存方法について説明いたします。

 

※Kinoveaの記事

vol.1 : インストール

vol.2 : 動画読み込みから再生まで

vol.3 : 映像の比較

vol.4 : 描画ツールを利用した映像への視覚的情報の付加

vol.5 :トラッキング機能を利用した軌跡の視覚化

vol.6 : 角度の算出

vol.7 : キャリブレーションと計測

vol.8 : 保存

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Kinoveaを使った動作分析 Vol.7 : キャリブレーションと計測

 

 

前回に引き続き、今回も計測ツールを紹介します。前回は角度計測ツールに焦点をあてて紹介しましたが、今回はその他の計測ツールを説明していきます。これらの計測ツールを使用することでより詳細な分析に役立つでしょう。

分析に役立つ計測ツール

描画ツールの中の人体モデルツール、角度ツールそれぞれを長押しすると表示されていない計測ツールが出てきます。

 

300-4

様々な計測ツール

 

①距離:指定した線上と任意の点との距離を計測します

②アーチェリーモデル:アーチェリーの姿勢を上面から見た時の角度等を計測します

③自転車モデル:自転車の姿勢を横面から見た時の角度等を計測します

④人体モデル(関節角度):体全体のモデルから各関節の角度を一度に計測します

⑤人体モデル(重心算出):体全体のモデルから、重心がどこにあるかを計測します

⑥鉛直角:垂直線からの角度を算出します

⑦水平角:水平線からの角度を算出します

⑧ゴニオメーター:任意の角度を算出します

 

長さ計測とキャリブレーション

Kinoveaでは距離の計測もできますが、特に設定をしないと画面上の長さ(ピクセル)が表示されます。実際の距離を算出するには、1ピクセルが実際の長さでは何cmにあたるのかを設定し、その比率を元に調整をする必要があります。その機能をご紹介します。

 

300-3

キャリブレーションを行って長さを計測する

 

ラインツールを使って長さを計測します。実際の長さが分かっている部分をなぞるようにラインを引き、ライン上で右クリックをし、「較正」を選択します。出てきたダイアログに沿って、基準となる実際の長さと単位を設定します。次に、計測したい部分に沿ってラインを引きます。すると、計測したい部分のラインの長さが基準値を元に算出されて表示されます。※表示されない場合は、右クリックをし、「計測値を表示」を選択します。

 

このように長さの計測では、画面上のピクセル数と実際の長さの関係を定義することをキャリブレーションと言います。キャリブレーションを行うために、撮影時に計測したい動作と同時に基準となる長さも撮影することが必要になります。画面上では、実際には同じ長さであっても手前にあれば長くなり、奥に行けば行くほど短くなってしまいます。そのため基準となる長さは、計測を行いたいラインと同じ奥行上にあることが望ましいです。例えば、立ち幅跳びの距離を測る場合は、跳躍を行うライン上に基準ラインを引いておき、kinoveaでの計測に用います。分析時、より正確な数値の算出に必要となりますので、キャリブレーションはしっかりと行いましょう。

 

 

全二回に渡り、計測ツールについて説明しました。ぜひ実際に触ってみて、分析に役立てください。

次回は、ここまで編集してきた内容の保存方法について説明いたします。

 

※Kinoveaの記事

vol.1 : インストール

vol.2 : 動画読み込みから再生まで

vol.3 : 映像の比較

vol.4 : 描画ツールを利用した映像への視覚的情報の付加

vol.5 :トラッキング機能を利用した軌跡の視覚化

vol.6 : 角度の算出

vol.7 : キャリブレーションと計測

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