ナレッジルーム

LongoMatchを使ったゲーム分析 Vol.3 分析パネルの作成

 

タグ付けとは

前回までの設定はできたでしょうか。今回は分析パネルの作成についてご説明しようと思いますが、その前に、分析パネルでメタデータを付ける→タグ付けしていくという作業について、少しご説明いたします。
タグ付けとは、イベントや運動を説明する情報(メタデータ)を付けるということです。例えばバスケットボールならば、イベントとしてシュートが挙げられると思います。そのシュートを記録する際に、
・誰が
・どのタイミングで
・どのエリアで
・成功か失敗か
というような情報(メタデータ)を付けていくことをタグ付けすると言います。
タグ付けしていくと、試合内でのイベントが整理され後にシーン検索がしやすくなるだけでなく、シュートの成功率やパターンなどの統計処理がしやすくなり、選手ごとの詳細分析が可能となります。

分析パネルの作成

では、実際にタグ付けするための分析パネルを作成していきましょう。今回はバスケットボールのシュートをタグ付けする分析パネルを作ります。

ana1

画像1

画像1の赤い枠にある”Analysis Dashboards”と書かれたボタンをクリックします。
すると画像2のような分析パネル管理という画面が開きます。

ana2_0

画像2

①のところにあるボタンをクリックすると「新規分析パネル」というポップアップウィンドウが開きます。 そこで、画像2にあるように入力してください。 入力ができたら②のOKボタンをクリックしてください。 1つ分析パネルを作成し保存すると、次回からこのポップアップウィンドウに「既存のテンプレートをコピー」という項目が追加されます。予め自分で使いやすい分析パネル作成しておけば、2回目以降はそのコピーからアレンジして作成することもできるので便利です。

ana2_1

画像3

ここまで設定すると、画像3の①部分に”basketball”という項目が追加されているのが確認できると思います。そして白い格子の分析ボードの上にはいつくかのボタンが出ていると思います。これはゲーム中に起こりうるイベントがデフォルトで用意されているものですが、今回は使用しないので、画像3の赤枠内にあるタグ全てをひとつづつ右クリックで削除し、水色の“Event Type 0”と書かれたパネルのみを残してください。

ちなみに画像2で出たポップアップウィンドウの「イベントタイプ」という項目に入力した数字が、このEvent Typeというパネルの数になります。このパネルは後から追加もできます。

ana2_2

画像4

サブカテゴリーの設定

一つ残ったパネルを画像4の右にあるような内容に変更します。 これは、イベントに「シュートのタイプ」と「成功か失敗か」のサブカテゴリーを作成し、シュートごとにこの2つの情報をタグ付けしていきます。

作成するボタンは

「シュートのタイプ」

  • “FT”→フリースロー
  • “2p”→2ポイントシュート
  • “3p”→3ポイントシュート

「成功か失敗か」

  • “made”→成功
  • “miss”→失敗

の合計5つです。

ではEvent Type0を選択してください。選択されたパネルは緑色の破線で囲まれます。(この状態で赤枠内の隅にある青いポイントをドラックするとパネルの大きさを変えられます。)そして赤枠内の鉛筆マークをクリックすると画像5のようなポップアップウィンドウが出てきます。

ana2_3

画像5

ここでパネル内のサブカテゴリーを定義していきます。

まずはシュートのタイプを定義するサブカテゴリーを作ります。①に「type」と入力してください。そして②にフリースローを意味する「FT」、③に2ポイントシュートを意味する「2p」と入力し、もう一つ3ポイントシュートのボタンを追加します。④の”新規タグの追加”をクリックすると②、③と同じような項目が追加されるので、そこへ「3p」と入力してください。

続いて成功か失敗かを定義するサブカテゴリーを作成するので⑤の”Add new subcategory”をクリックします。そして出現した”Subcategory name”のところにサブカテゴリー名として「made」を入力します。④と同じ「新規タグの追加」というボタンも出てくるので、2回クリックし、上記と同じ要領で、成功を意味する「made」と失敗を意味する「miss」とそれぞれ入力して、最後に⑥のOKボタンをクリックしてください。

ana2_5

画像6

分析パネルの詳細設定

再度Event Type 0パネルを選択してください。すると画像6の①にあるような項目が出てきます。この項目内にある「名前」に”shoot”と入力してください。Event Type 0パネルの名前がshootに変更されます。 続いて、「開始時間」に”2”、「終了時間」に”3”と入力してください。これは記録時間のバッファーを設定します。入力する数値は秒数を表します。開始時間に2、終了時間に3と入力することで、イベントであるシュートが起きて分析パネルのボタンを押すと、そのクリックを起点とし、そこから2秒間遡ったところからタグ付けが開始され、起点から3秒経ったところでタグ付けが終了します。この数値は後から変更することもできます。

フィールドの設定

続いて、赤枠②でフィールドイメージを追加します。今回はバスケットボールの試合で練習しますので、バスケットコートのイメージを追加するのですが、こういったフィールドイメージはデフォルトでは用意されておりません。こちらにイメージ(basketball_court.png)を用意しましたのでダウンロードして利用してください。ダウンロードして任意の場所に保存したら、②をクリックして今ダウンロードしたbasketball_court.pngを選択すれば追加されます。

ここまで設定できましたら③の保存ボタンをクリックしてパネルの設定は完了です。保存ボタンをクリックし忘れると設定したものが全てリセットされてしまうので注意が必要です。

 

LongoMatchの記事

Vol.1 : インストール
Vol.2 : 基本設定
Vol.3 : 分析用パネルの作成
Vol.4 : チームの設定
Vol.5 : ゲームを見ながらタグ付け
Vol.6 : イベントごとの再生
Vol.7 : カスタマイズしたプレイリストの作成
Vol.8 : スタッツの表示

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LongoMatchを使ったゲーム分析 Vol.3 分析パネルの作成

 

タグ付けとは

前回までの設定はできたでしょうか。今回は分析パネルの作成についてご説明しようと思いますが、その前に、分析パネルでメタデータを付ける→タグ付けしていくという作業について、少しご説明いたします。
タグ付けとは、イベントや運動を説明する情報(メタデータ)を付けるということです。例えばバスケットボールならば、イベントとしてシュートが挙げられると思います。そのシュートを記録する際に、
・誰が
・どのタイミングで
・どのエリアで
・成功か失敗か
というような情報(メタデータ)を付けていくことをタグ付けすると言います。
タグ付けしていくと、試合内でのイベントが整理され後にシーン検索がしやすくなるだけでなく、シュートの成功率やパターンなどの統計処理がしやすくなり、選手ごとの詳細分析が可能となります。

分析パネルの作成

では、実際にタグ付けするための分析パネルを作成していきましょう。今回はバスケットボールのシュートをタグ付けする分析パネルを作ります。

ana1

画像1

画像1の赤い枠にある”Analysis Dashboards”と書かれたボタンをクリックします。
すると画像2のような分析パネル管理という画面が開きます。

ana2_0

画像2

①のところにあるボタンをクリックすると「新規分析パネル」というポップアップウィンドウが開きます。 そこで、画像2にあるように入力してください。 入力ができたら②のOKボタンをクリックしてください。 1つ分析パネルを作成し保存すると、次回からこのポップアップウィンドウに「既存のテンプレートをコピー」という項目が追加されます。予め自分で使いやすい分析パネル作成しておけば、2回目以降はそのコピーからアレンジして作成することもできるので便利です。

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画像3

ここまで設定すると、画像3の①部分に”basketball”という項目が追加されているのが確認できると思います。そして白い格子の分析ボードの上にはいつくかのボタンが出ていると思います。これはゲーム中に起こりうるイベントがデフォルトで用意されているものですが、今回は使用しないので、画像3の赤枠内にあるタグ全てをひとつづつ右クリックで削除し、水色の“Event Type 0”と書かれたパネルのみを残してください。

ちなみに画像2で出たポップアップウィンドウの「イベントタイプ」という項目に入力した数字が、このEvent Typeというパネルの数になります。このパネルは後から追加もできます。

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画像4

サブカテゴリーの設定

一つ残ったパネルを画像4の右にあるような内容に変更します。 これは、イベントに「シュートのタイプ」と「成功か失敗か」のサブカテゴリーを作成し、シュートごとにこの2つの情報をタグ付けしていきます。

作成するボタンは

「シュートのタイプ」

  • “FT”→フリースロー
  • “2p”→2ポイントシュート
  • “3p”→3ポイントシュート

「成功か失敗か」

  • “made”→成功
  • “miss”→失敗

の合計5つです。

ではEvent Type0を選択してください。選択されたパネルは緑色の破線で囲まれます。(この状態で赤枠内の隅にある青いポイントをドラックするとパネルの大きさを変えられます。)そして赤枠内の鉛筆マークをクリックすると画像5のようなポップアップウィンドウが出てきます。

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画像5

ここでパネル内のサブカテゴリーを定義していきます。

まずはシュートのタイプを定義するサブカテゴリーを作ります。①に「type」と入力してください。そして②にフリースローを意味する「FT」、③に2ポイントシュートを意味する「2p」と入力し、もう一つ3ポイントシュートのボタンを追加します。④の”新規タグの追加”をクリックすると②、③と同じような項目が追加されるので、そこへ「3p」と入力してください。

続いて成功か失敗かを定義するサブカテゴリーを作成するので⑤の”Add new subcategory”をクリックします。そして出現した”Subcategory name”のところにサブカテゴリー名として「made」を入力します。④と同じ「新規タグの追加」というボタンも出てくるので、2回クリックし、上記と同じ要領で、成功を意味する「made」と失敗を意味する「miss」とそれぞれ入力して、最後に⑥のOKボタンをクリックしてください。

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画像6

分析パネルの詳細設定

再度Event Type 0パネルを選択してください。すると画像6の①にあるような項目が出てきます。この項目内にある「名前」に”shoot”と入力してください。Event Type 0パネルの名前がshootに変更されます。 続いて、「開始時間」に”2”、「終了時間」に”3”と入力してください。これは記録時間のバッファーを設定します。入力する数値は秒数を表します。開始時間に2、終了時間に3と入力することで、イベントであるシュートが起きて分析パネルのボタンを押すと、そのクリックを起点とし、そこから2秒間遡ったところからタグ付けが開始され、起点から3秒経ったところでタグ付けが終了します。この数値は後から変更することもできます。

フィールドの設定

続いて、赤枠②でフィールドイメージを追加します。今回はバスケットボールの試合で練習しますので、バスケットコートのイメージを追加するのですが、こういったフィールドイメージはデフォルトでは用意されておりません。こちらにイメージ(basketball_court.png)を用意しましたのでダウンロードして利用してください。ダウンロードして任意の場所に保存したら、②をクリックして今ダウンロードしたbasketball_court.pngを選択すれば追加されます。

ここまで設定できましたら③の保存ボタンをクリックしてパネルの設定は完了です。保存ボタンをクリックし忘れると設定したものが全てリセットされてしまうので注意が必要です。

 

LongoMatchの記事

Vol.1 : インストール
Vol.2 : 基本設定
Vol.3 : 分析用パネルの作成
Vol.4 : チームの設定
Vol.5 : ゲームを見ながらタグ付け
Vol.6 : イベントごとの再生
Vol.7 : カスタマイズしたプレイリストの作成
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