ナレッジルーム

ウェアラブル EXPO 2017 に行ってきました! Vol. 3 【インソール型・3Dキャプチャ型・眼鏡型】

 

 前回の記事は、こちら

【インソール型】

■ インソール型センサー :FEETME

 足圧センサーとモーションセンサーが搭載されていて、靴中の足圧の分布を確認できます。左右のバランスや足の重心の様子を観察できそうですね。

FeetMe
出典: http://www.feetme.fr/en/index.php#scroll

 JISSでもフォースプレートという圧力センサーを陸上競技実験場に導入しておりますが、非常に高価な機器です。鹿屋体育大学では、50mのフォースプレートが設置されているそうです。インソール型であれば格段に安価に導入できますので、期待できますね。

■ 感圧FPC :MEKTRON

 感圧FPC(Flexible printed circuits)を用いたインソール型のセンサーデバイスを展示。FEETME と同様に足裏足圧分布の表示に利用できそうです。

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出典: http://www.mektron.co.jp/technology/sensor_fpc/

 インソール型のセンサーは、いろいろと発表されているのですが、実際に発売されている製品の一つは Stridalyzer です。ただし、一般的に海外の電波を利用するデバイスを日本で利用する場合には、電波法違反になる恐れがあるので気を付けましょう(総務省:技適マーク、無線機の購入・使用に関すること)。


出典: http://www.retisense.com

【3Dキャプチャ型】

■ Single Camera 3D:Photron

 3Dキャプチャシステム。マーカーの工夫により、カメラ一台で計測可能。3D座標の位置だけでなく、マーカーの向いている方向も観察可能になっています。関節などに取り付けると、フォームのチェックなどが可能になると思われます。動作解析データ取得の手間が減り、現場でより使いやすくなるのではないでしょうか?


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出典:http://www.photron.co.jp/products/image/event/robodex2017/report.html

 東京マラソンエキスポ 2016 では、このマーカーを用いた計測サービス「ASICS FOOT ID」を世界初披露し、走りをより詳しく分析できるようになったそうです。


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出典:http://corp.asics.com/jp/press/article/2016-02-17-2

■ 三次元形状を高速に計測:4D SENSOR

 格子状の光をあて、その格子光のゆがみから三次元形状を時系列で計測可能なシステムです。スポーツでは、人体形状の計測に使えそうな技術です。


出典: http://4d-sensor.com/product.html

  JISS では、アスリートに対して定期的にフィットネス・チェックを実施しておりますが、その中に人体の形態測定(Body Line Scanner)があります。三次元人体形状から、各部位の周径囲や肢長を記録でき、体型変化を見ることができます。しかし、計測までの準備に結構な手間がかかります。

 今年初めにラスベガスで開催された展示会 CES2017 では、ShapeScale という簡単にスキャンできる小型のボディスキャナも発表になっております:


出典:ShapeScale: a Personal 3D Body Scanner

出典: http://www.shapescale.com/

 また、3D センシングを用いた別の例として、体操競技の採点支援システムも開発されています:



出典: http://journal.jp.fujitsu.com/2016/09/07/01/

【眼鏡型】

 眼鏡型のデバイスに関しては、ブースが盛況で今回は調査を断念いたしました。以下、展示会での眼鏡型デバイスの紹介記事です:
犬やネコに心拍センサー、組み替えできるスマートウォッチ~

 眼鏡型デバイスには、今回の展示会で展示されていた通常の眼鏡に付加情報が表示されるもの(AR 型:Augmented Reality)とプレーステーション VR のように視界を覆ってしまうもの(VR型: Virtual Reality)があります。どちらのデバイスも実際に相手がいなくとも利用できるため、イメージトレーニングに有効ですよね。

 例えば、VR型デバイスは徐々にスポーツで活用されつつあります。例えば、楽天イーグルスではバーチャルリアリティ技術を用いて、投手の投球を仮想体験できるシステムを導入したそうです(「楽天球団がVRトレーニングシステムを導入-スポーツIT革命の衝撃 – スポーツイノベイターズオンライン」):

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出典: http://www.nttdata.com/jp/ja/news/release/2016/090500.html

 「VR DreamMatch – Baseball」は、プロの野球選手の実際の投球データを忠実に再現した、没入感のある野球体験が可能なバーチャルリアリティコンテンツです。

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出典: https://vr-baseball.bascule.co.jp/

 第3回DiTsセミナーでご講演頂いた池袋さんが「スポーツアナリティクスジャパン2016」において、バーチャルリアリティを用いたトレーニングについて言及しています:卓球、打倒中国へ トラッキングとVRに大きな期待

ウェアラブルエキスポ2017の記事

Vol.1 : はじめに
Vol.4 : まとめ

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ウェアラブル EXPO 2017 に行ってきました! Vol. 3 【インソール型・3Dキャプチャ型・眼鏡型】

 

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【インソール型】

■ インソール型センサー :FEETME

 足圧センサーとモーションセンサーが搭載されていて、靴中の足圧の分布を確認できます。左右のバランスや足の重心の様子を観察できそうですね。

FeetMe
出典: http://www.feetme.fr/en/index.php#scroll

 JISSでもフォースプレートという圧力センサーを陸上競技実験場に導入しておりますが、非常に高価な機器です。鹿屋体育大学では、50mのフォースプレートが設置されているそうです。インソール型であれば格段に安価に導入できますので、期待できますね。

■ 感圧FPC :MEKTRON

 感圧FPC(Flexible printed circuits)を用いたインソール型のセンサーデバイスを展示。FEETME と同様に足裏足圧分布の表示に利用できそうです。

kanatsukanatsu3Clip
出典: http://www.mektron.co.jp/technology/sensor_fpc/

 インソール型のセンサーは、いろいろと発表されているのですが、実際に発売されている製品の一つは Stridalyzer です。ただし、一般的に海外の電波を利用するデバイスを日本で利用する場合には、電波法違反になる恐れがあるので気を付けましょう(総務省:技適マーク、無線機の購入・使用に関すること)。


出典: http://www.retisense.com

【3Dキャプチャ型】

■ Single Camera 3D:Photron

 3Dキャプチャシステム。マーカーの工夫により、カメラ一台で計測可能。3D座標の位置だけでなく、マーカーの向いている方向も観察可能になっています。関節などに取り付けると、フォームのチェックなどが可能になると思われます。動作解析データ取得の手間が減り、現場でより使いやすくなるのではないでしょうか?


img_report

出典:http://www.photron.co.jp/products/image/event/robodex2017/report.html

 東京マラソンエキスポ 2016 では、このマーカーを用いた計測サービス「ASICS FOOT ID」を世界初披露し、走りをより詳しく分析できるようになったそうです。


img_report

出典:http://corp.asics.com/jp/press/article/2016-02-17-2

■ 三次元形状を高速に計測:4D SENSOR

 格子状の光をあて、その格子光のゆがみから三次元形状を時系列で計測可能なシステムです。スポーツでは、人体形状の計測に使えそうな技術です。


出典: http://4d-sensor.com/product.html

  JISS では、アスリートに対して定期的にフィットネス・チェックを実施しておりますが、その中に人体の形態測定(Body Line Scanner)があります。三次元人体形状から、各部位の周径囲や肢長を記録でき、体型変化を見ることができます。しかし、計測までの準備に結構な手間がかかります。

 今年初めにラスベガスで開催された展示会 CES2017 では、ShapeScale という簡単にスキャンできる小型のボディスキャナも発表になっております:


出典:ShapeScale: a Personal 3D Body Scanner

出典: http://www.shapescale.com/

 また、3D センシングを用いた別の例として、体操競技の採点支援システムも開発されています:



出典: http://journal.jp.fujitsu.com/2016/09/07/01/

【眼鏡型】

 眼鏡型のデバイスに関しては、ブースが盛況で今回は調査を断念いたしました。以下、展示会での眼鏡型デバイスの紹介記事です:
犬やネコに心拍センサー、組み替えできるスマートウォッチ~

 眼鏡型デバイスには、今回の展示会で展示されていた通常の眼鏡に付加情報が表示されるもの(AR 型:Augmented Reality)とプレーステーション VR のように視界を覆ってしまうもの(VR型: Virtual Reality)があります。どちらのデバイスも実際に相手がいなくとも利用できるため、イメージトレーニングに有効ですよね。

 例えば、VR型デバイスは徐々にスポーツで活用されつつあります。例えば、楽天イーグルスではバーチャルリアリティ技術を用いて、投手の投球を仮想体験できるシステムを導入したそうです(「楽天球団がVRトレーニングシステムを導入-スポーツIT革命の衝撃 – スポーツイノベイターズオンライン」):

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出典: http://www.nttdata.com/jp/ja/news/release/2016/090500.html

 「VR DreamMatch – Baseball」は、プロの野球選手の実際の投球データを忠実に再現した、没入感のある野球体験が可能なバーチャルリアリティコンテンツです。

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出典: https://vr-baseball.bascule.co.jp/

 第3回DiTsセミナーでご講演頂いた池袋さんが「スポーツアナリティクスジャパン2016」において、バーチャルリアリティを用いたトレーニングについて言及しています:卓球、打倒中国へ トラッキングとVRに大きな期待

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